にきび アクネ菌について
にきび アクネ菌について
にきびのある人には、脂腺嚢の分泌管の深部に、酸素がないと
かえってよく増殖する
(嫌気性)プロピオニイバクテリウム・アクネス
という菌が生息しています。
この菌は、不思議なことに思春期前にはみられません。
このアクネ菌とよばれる菌は、思春期以降見られるようになり、
16歳以降では、にきび患者は一般の人よりも140倍もの密度まで増加します。
アクネ菌はコメドの発生を促し、皮膚が炎症を起こすことを手助けします。
この菌は、普段は人体に害を与えませんが、脂腺の皮脂を栄養源として
増殖していき、リバーゼにより脂肪を分解して、遊離脂肪酸を増加させ、
炎症を起こし、コメドを発生させます。
アクネ菌の活動には、リバーゼが最も重要な役割を果たすと考えられて
いました。たしかに遊離脂肪酸は皮膚を刺激してコメドを発生させますが、
異常に高い濃度の場合にしか作用しないという意見も報告されています。
脂肪酸は主要な働きを示すものの一つと考えられます。
その他の酵素、たとえば、たんぱく質分解酵素はケラチン物質を分解し、
ヒアルロニダーゼは細胞間セメソトを破壊して嚢壁の浸透性を高め、
刺激因子が広がるのを助けます。